なぜ今布ナプキンか、、、今使われている、いわゆる『使い捨てナプキン』は、昭和36年頃から一般市場に出回るようになったそうです。 働く女性も増加の一途を辿っていた頃でしょうから、 定着するのにそんなに時間は掛からなかったでしょう。 それから開発に開発を重ねて、今現在の物になったみたいです。 よくコマーシャルで聞くでしょ? 『高分子吸収体』が、、とか、『何とかポリマー』が、、とか。 これは紙おむつにも言える事ですが、 それらに使われているその高分子吸収体、防水フィルムや不職布等は、 捨てた後自然に分解されずに残ってしまうんです。 まあ、化学物質ですから、当然ですが、、、 それだけではなくて、大量の石油系原料・化学薬品から作られている、 これら使い捨てナプキンや紙おむつは、『ダイオキシン』を発生するんです。 化学薬品の中に含まれる、塩素系漂白剤が、原因です。 さらに、焼却時にも検出されるんです、このダイオキシン。 常に1200度以上の高温度で焼却されれば、 焼却時にダイオキシンは排出されないとの実験結果が出てますが、 それが難しいのだそう。 原因は一般ゴミに含まれる水分、生ゴミや、紙おむつの尿。 ダイオキシンを含む紙おむつを、 ダイオキシンを発生させないように燃すのの邪魔になるのが、 それに含まれる水分だってのはなんとも皮肉なもので、、、 紙おむつ会社のサイトに行くと、皆、口を揃えて、 「使用済み紙おむつの焼却による排気および焼却残灰中のダイオキシン量は、 いずれも厚生省(当時)が定めた廃棄物焼却炉のダイオキシン規制基準値を、 大幅に下回る結果を得ています。」 と来る訳だが、 厚生省(当時)、厚生労働省(現在)が今まで一度でも消費者の事を考えて、 化学薬品の基準値を設定した事があっただろうか? 実際その基準が間違っていても、最後は責任逃れで、消費者が馬鹿を見る事になるのは、 公害訴訟、薬害エイズ訴訟、薬害肝炎訴訟と前例を挙げればきりがない。。 学校の社会の授業でやりましたね、カネミ油症事件とか、、、 おっと、ちょっとズレましたね。 『ダイオキシン』と最近よく耳にしますが、一体どういうものなのか、、 調べてみるとこんな感じ。 ダイオキシンとは、ポリ塩化ジベンゾーパラージオキシン(PCDD)と、 ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)をまとめてダイオキシン類と呼び、 PCDDは75種類、PCDFは135種類もの仲間がある。 ダイオキシンは炭素、酸素、水素、塩素が熱せられるような工程で、 意図せずにできてしまうもので、主な発生源は、 ゴミの焼却による燃焼工程や金属精練の燃焼工程や紙などの、 塩素漂泊工程などで発生する。 その毒性は人工毒物最強でサリンの2倍、青酸カリの1000倍といわれている。 ダイオキシンに関して欧米では、早くから、大気汚染防止法などの規制があるが、 わが国では平成9年12月から、大気汚染防止法や廃棄物処理法によって、 焼却施設の煙突などから出るダイオキシンの対策をやっと開始した。 まっ、やっぱり遅いのね、日本は。 あれ、またズレちゃったわ。 さらに、ダイオキシン類は極めて少量で影響を及ぼす毒性の強い物質で、 ・発ガン性 ・精子の減少、不妊症、生殖器異常 ・胎児・新生児への影響 ・免疫機能の低下 など、人体への影響もとても大きい訳です。 続きへ |